昭和14年(1939年)現、東京都港区西麻布にて創業。
東京・大阪で修行した、初代「池田慶作」(当時26歳)が東京都麻布区桜田町にて創業。(現 東京都港区西麻布3丁目2-16、今の六本木ヒルズ前、テレビ朝日通り沿いです。)
昭和16年レトロでクラシカルな店内。
召集令状(赤紙)を受けて戦地へ赴き、約3年弱で麻布の店を閉店します。
終戦。東京大空襲で店舗付近は焼け野原になりました。
終戦後、東京でお店再開の目処が立たず、故郷、新潟に帰郷。
現「三笑」さんを間借りして新潟県十日町市下条に再び開店します。
昭和24年戦後すぐの現在地です。
現在地(下条4-352)に店を移転します。
昭和25年、昔も今もお子様大歓迎です。
創業当時からお子様大歓迎、パパママはもちろん、お年寄りまで、老若男女問わず家族皆でご来店いただける地域密着型のスタイルは現在も引き継がれています。
昭和28年冬、店舗前で記念撮影。
戦後すぐの頃はお店に行って髪を切るという習慣がまだ一般的でなく、ほとんどの人が自宅でカットしていたため店が軌道に乗るまでには時間が掛かったとのこと。
昭和35年秋。
店舗を増築、拡張しました。
二代目「池田清二」が入店。
その後東京、浅草で修行をおこないます。
昭和39年、大雪の年です。
高度経済成長期の真っ只中、当時この周辺でヘアサロンが当店1店舗だけでした。多くのお客様に愛されたおかげでこの年、店舗を建て替えることができました。
また、お盆、年末年始は朝5時から夜11時過ぎまでお客様が絶えなかったくらい盛況で、オーナー、スタッフ合わせて10名が働いていました。川西町からのお客様は渡し舟に乗ってまでご来店してくださりました。
この写真は昭和43年4月(1968年)の大雪の頃です。
昭和42年当時のクラシカルな店内。
昭和40年代半ばまでは電動イスや電動バリカンは無く、全て手動でした。レトロなイスですが本皮製の為、非常に高価でした。今のようなシャンプー(シャワー)台は無く、シャンプーの時は流し台に移動していただき、ヤカンのお湯で流していました。
アイロンや焼きゴテも火鉢で熱して使用していました。
昭和48年、初代・二代目・三代目です。
2度目の店舗建て替えとなります。
店内です。
店舗入り口です。
ガラスブロックや間接照明を多く取り入れ、当時としてはモダンな造りでした。
昭和53年髪型のポスターが時代を感じさせる、店内風景です。
壁に貼ってある髪型のポスターが時代を感じさせます。
池田理容所から「ヘアサロンイケダ」に改名します。
三代目 池田慶太が東京から帰郷し入店。
美容室「クラッチ ヘアデザイン」を併設し、現在へ至ります。